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2013年6月20日木曜日

記録法についての研究4

主要な記録法とその根本にある整理法思想の例

▷梅棹カード式
記録法:何でもカードに記録する
整理法:項目をたてて分類し、基本的に綴じない
綴じるを拒否する方法

▷超整理法式
記録法:a4リフィルを使用。必要な情報をa4という規格に落とし込むという発想が、情報を携帯するという点でかなり利便性を持っている。
整理法:分類はせずに時系列に並べる
超整理手帳は、蓄積よりむしろ破棄に比重があり、記録よりスケジュール管理を重視している
よって「読み返し」にはあまりむいていない

▷一冊のノート法
記録法:一冊ノートに時系列になんでも書き、なんでも貼る。
整理法:パソコンで索引をつくる
索引による検索を重視子ているとともに、過去の記録ほとんど必要することはないという超整理法の考えが基本にある。しかし、時系列という点では超整理法の子孫でありながら、超整理法が拒否した「索引」を絶対視している


▷三冊ノート法
記録法:ポケットに入るメモ、スケジュール帳、母艦ノートの三冊を駆使する
整理法:基本になんでもカードに書くというカード式の考えがあるが、メモを元に再検討しノートへ集約するという特徴がある。
カード式と一冊ノート式を足したような方法。

▷hipsterpda(裏紙法)
一種のカード式
これはメモに対するひとつの精神的解放が基本にあり、そこから先の整理法にまでは考えが至っていないm

▷明和電気社長式
記録法:a4の紙を貼ってはがせるのりでノート型する。
整理法:超整理法式カード式を合わせたような方法。a4という規格を利用するのは超整理手帳と同じであり、ソート可能という点では梅棹カード式の子孫である。


記録法についての研究3

情報管理ににおける必須アクションとして以下の項目をあげ、それぞれ命名する。


【速記性】
常に携帯し、必要な時に即座にメモがとれる。
ページをめくったりしてもたついたり、書きにくくなく、ポケットにも入る事が望ましい。

【編集性】
編集性には以下の工程がふくまれる。
1:分類が容易である
2:破棄が容易である
3:再構築が容易である

【再読性】
メモを再度見返し、再検討し易い。
これには「検索の早さ」「めくりやすさ」が含まれているため、「編集性」と綿密に関わってくる。

【連続性】
時系列が適切

記録法についての研究2

生活仕事において、管理される情報を以下のように分類する。

・時系列に蓄積すべき情報
(例:日記、アルバム、ログ)
・時がたつと破棄される情報
(スケジュール、タスク管理、行動買い物リストなど)
・蓄積後にソートが必要となる情報
(アイデア、研究記録、レシピ記録、住所録など)


各々において、どういったツールが適切か。

・時系列に蓄積すべき情報
▷綴じてある帳面、ノート類

・時がたつと破棄される情報
▷ポストイット、裏紙メモ用紙、リフィル

・蓄積後にソートが必要となる情報
▷カード式、ルーズリーフ



記録法についての研究1

最初に
梅棹忠夫「知的生産の技術」(岩波新書)
のカード式記録法についてあたりさわりなく考察する。

【情報カード式】
利点:
ソートが容易である
欠点:
めくることに向いていない。
体系づけられないカードが死滅する。


結論:
カード式は、ビジネスや日常にはあまり向かない。
時間をかけて、学術体系を築くのにうってつけである。

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日常で管理が必要な情報は
予定の確認
タスク管理
思いついたことをメモ
日記
これらが主たるもので、ビジネスで必要な記録も大概これに準ずる。


「学問研究」の情報と
「仕事生活」に必要な情報は
管理方法は全く異なってくる。

民俗学のようなフィールドワークを基本としている学問はとくに、「記録」の蓄積とその同定分類が最も重要となるが、他の分野においては必ずしもそうではない。

大体において、過去の情報ほど必要なくなってくるものであり、読み返す頻度の高い日記などむしろ時系列に記録するノート形態をとるのが一番良い。

ただし、レシピや住所録など、分類したい情報にカード式をとり、「ソート可能」にしたほうが良いこともある。


ポイント:情報には以下の使い分けが必要である

・時系列で管理すべき情報
日報
スケジュール

・時がたつと破棄される情報
スケジュール
タスク
リスト

・後にソートが必要になる情報
アイデア
研究記録











2013年6月11日火曜日

ナイアガラの棚6月 study

ナイアガラの棚を更新しました。
今月のテーマは「study」です