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2015年4月20日月曜日

古物商の許可申請への苦い道

まだyomsが名前もないころ。


(仮)という名前で、武蔵小金井のシャトー2Fという場所の本棚に店(?)を構えていました。

当時、私(まど)は武蔵小金井をアートで活性化しようという昨今流行りの事業にスタッフとして関わっていました。

小金井アートフルアクション という名前の事業で、その拠点となっていたのがシャトー2F。

事業に関わって1年たったころ、そこに本棚を作るから、古本屋さんをしませんか と言っていただけたのです。
私は大学生くらいの時から、ネット古書店である叔父の影響で、Amazonで細々と古本を売っており、「いつか古本屋さんをやりたいなぁ」と漠然と考えていたので二つ返事でやります!と答えました。

私が一番やりたかったことは買い取りなので、とにかく古物商の許可を申請することになりました。
(古本は売るのに許可は入りませんが、買い取りするには許可が必要です)

武蔵小金井警察署での事ですが、古物商の許可申請に必要な書類を揃えていき勇んでたずねても、いつも何かしか不備があって、再三警察署を訪れた記憶があります。取得にかかったお金は19000円でした。

古物商の許可
警視庁

ところが、それから一年もしないうちに事業の体制が変わり、シャトーの古本屋もナシにされてしまいました。せっかくとった古物商免許を発揮する間も無く、です。

通常、登録してある古本屋の場所が移転や廃業となる場合、3カ月以内くらいに届け出る必要があります。
私は19000円を無駄にしたくない気持ちから、移転という形をとりたかったのですが、店舗などありません。

自宅でネット開業をするには、借家の場合、大家さんの許可が必要です。
私の場合、大家さんの許可がもらえませんでした。(たいていの大家さんは嫌がる場合が多いそうです)

また、西荻窪に住みながら、フルタイムで働いて、平日に小金井警察署まで行く時間をつくるのが難しく、結局半年以上放置してしまいました。

移転も無理だし、これ以上放置しておくわけにも行かないと、
結局免許を一旦お返しする形をとりました。廃業届けです。

19000円をドブにすてたわけです。

 さらに手続きせず放置してたので
始末書を書く羽目になりました。


現在は買い取りはできませんが、いらなくなった本を善意でいただいたりしています。

賃貸で
ネット古書店を開業して
古物商の許可を取りたい場合、
事務所可物件にするとか
事前に大家さんに相談しておくことをお勧めします。