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2015年12月9日水曜日

家記録:お風呂場

引っ越して何より嬉しかったのは
風呂場である。
東京で最後に住んだ家はバランス釜の風呂で、掃除も給湯も面倒で寒々しく、すっかりお風呂が嫌いになってしまった。

今回の風呂は、なんてことはない、普通の風呂場だが、そのなんてことない普通さがどれだけ嬉しいことか。
湯船に浸かるのがうれしくなって、またお風呂が好きになった。
風呂釜は床とくっついていてほしい。


私は見た目のおしゃれさも大事にしたいが、何より優先するのは掃除のしやすさである。
シャンプーボトルや石鹸置き場は、使っているうちにヌルヌルしてくるし、
適当な高さの台もないし、台を置いたらまたそれも汚れてくる。

掃除のとき、物をどかして吹いたり磨いたりするのは、ちょっとした事だけどとても面倒なものなのだ。

だから一番良いのは、極力物を置かない事だ。
汚れが溜まりにくい状況にしておく事が大事である。

石鹸は、台所の排水口などに使うネットに入れて吊るしておく。
石鹸置きは一番ヌルヌルになりやすく、黒くなりがちだ。
だから吊るす。
ずっと使っていると摩擦でネットが破れてくるが、そうしたらネットを交換する。
吊るしたまま使えるし、便利である。

シャンプーなども、置かずに吊るす。
シャンプーに使っているのは
「詰め替えそのまま」という商品である。
ボトルに詰め替える面倒がないし、吊るしたまま使える。
詰め替えパックのほうがボトルを買うより安いし、一石二鳥とはこの事であろう。
リンスは詰め替えパックが売っていないのだが、チューブタイプなのでクリップをつけてやはり吊るしておく。
吊るしたまま使える。
脱衣所にバスタオルをかけておくスペースの余裕がないので、お風呂に入り終わったら、バスマットと一緒に風呂場に干している。
窓辺に何か置いたら素敵そうだけど、まだ掃除のしやすさを優先させておるので何も置いていない。
心に余裕が出てきたら、何かおくかもしれない。