2016年1月19日火曜日

生き方



居住場所を固定し、労働場所を固定し、収入を固定することが「安泰」という価値観に疑問を持たなかったはずである。
東日本大震災までは特に。

自分の居住が、二度と住めない場所になる。商店から商品がごっそり消える。電車が完全にストップする。電気が計画的に止められる。
震災で味わったこれらの事柄は、私たちがそれまで信じていた「安泰」の方程式が、絶対的なものではなく、いつでも簡単に崩れるという事を明示した。

「ノマド」「地方移住」「シェア」「狩猟」「農業」「2拠点ライフ」「bライフ」「ミニマリスト」「小屋暮らし」「ナリワイ」
若者が発見し、実践する生き方に共通するのは、「自分たちの居場所(価値)は自分たちでつくる」という精神ではないだろうか。