引越し業者が家の荷物を運びだす。
2時間ほどで部屋は空っぽになった。
夫はザックとリュック、
私は車輪付きの旅行カバンとリュックとヒップバッグに当面の荷物を詰め込んだ。
服やタオルや薬。通帳お金。
充電器。掃除道具。一軍アイテム。
その日の晩は友人の家に泊まる。
11月21日
退去の立会いのため、一度家に戻る。
一時的にホームレス状態となる。
この時はさすがに寂しいという気持ちがじわじわと込み上げてきた。
友達が恋しい。
大きな荷物をコインロッカーに預けて
夜のバスの時間まで適当に過ごす。
夜、バスに乗り込む。
ここまで来てもまだ、東京を離れるという実感がない。
大それた事をしている感がない。
11月22日
朝、高松駅に到着。
とりあえず、うどん。
高松市駅まで不動産会社が車で迎えに来てくれた。ずっとメールと電話と郵送でのやりとりだったから、
さぞ不安だったことだろう。
今回引っ越しを決めたのは、この不動産屋さんが、なんだか信用できたからというのが大きい。
家に着き、契約の説明を受ける。
まだ部屋は空っぽだが、
自分達の家だ。
その日はまだ荷物が届かないので友人の家に泊めてもらえる事になった。
漫画喫茶泊を覚悟していたので、フカフカの布団で寝られて嬉しい
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