2017年3月3日金曜日

商品紹介: ブックハイク×トウジャRe





ブックハイク×トウジャRe
¥ 500
※こちらの価格には消費税が含まれています。

Bookhike Salon
MCAA(Mashiko Ceramic Arts Association)
TANA Gallery Bookshelf(棚ガレリ)
東京・神保町にある棚ガレリを運営している松下学さんから「ブックハイク×トウジャRe」到着しています。包みを開くと、切り離された本のページに包まれた益子焼の陶片が。
2011年の震災により数多くの陶器と窯が破損したことをきっかけに、MCAAは益子の陶芸制作から出る陶片を集めて研磨したものをトウジャRe(トウ=陶、ジャRe=砂利/Recycle)として流通させることで壊れた器たちに新たな命を与える活動を行っているそうです。
本のページには五・七・五の言葉がマーキングされています。

器の破片は、河原で拾う美しい石や、海で発見するシ―グラスのように、用を放棄したモノとして小さくうつくしく佇みます。
本のページ一片もまた、束ねられた情報の用から切り離され、、そのかわりに、レイアウトされている文字や紙の質感、語句の響きが痕跡として浮かんできます。そこからさらに「五・七・五」の言葉が抜き出され、新しい音色を帯びます。
誰かが生み出した技術と知識の生産物が、「欠片」として本来の意味や用途の影を漂わせつつも、新たな意味や音を「発見」されているようです。

贈り物にもどうぞ。
※欠片はひとつひとつ違いますが、YOMSがランダムでセレクトしたものをお送りいたします。
参考
http://bigakko.jp/news/2016/tana09-10

2017年3月2日木曜日