2017年1月27日金曜日

貧乏だけどお店が持てたよ


2017年1月14日。

めでたくというか、やっとというか、なんとかというか

お店をオープンすることができました。


お店をやりたいと思っている人や過去の私に伝えたい。

びんぼうでも、お店はできる。
お金をかけなくてもお店はできる。
借金しなくてもお店はできる。


はじめることは誰にでもできる と言われたことがありますが

とんでもない。

私は始められるまで5年かかりました。

東京にくらしてて、とっても貧乏で、お店をもつなんて夢のまた夢のまた夢だとおもっていたのです。

初めつことも、続けることも、終わらせることも

同じくらい難しいのです。

お店が持てた要因は、
こつこつとお金を貯めていたということもありますが、それにしてもびんぼうだったので、お金だけじゃない。

人とのつながりと、
工夫と、
体力と、
情報収集のアンテナを常にはっていること、
あとは視点(発想)の転換。

特に、
東京で
お店を持ちたいけどお金なくてできない と悩んでいる人がいたら

東京にこだわらないほうがいい

と言いたい。

もう、東京とか地方とか 
中央とかローカルとか

そういう時代じゃない気がする。





2017年1月13日金曜日

2017年1月14日(日)オープン



古本、zine、ミニコミ…読みモノと飲みモノのお店
YOMS(ヨムス) 

このたび、古本屋YOMSは香川県高松市に店舗をオープンすることになりました。
古本の売買のほか、セレクトしたzineやミニコミ、アーティストグッズを取り扱います。
高松市ではここでしか買えない個人出版物が充実しています。


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YOMSは二人組の古本屋グループです。
2012年より東京を拠点に、インターネットやイベントへの出店を主に活動。
2015年11月に香川県に移住し、
ネットプリントでフリーペーパーの配信を行ったり、一箱古本市に出店しながら、実店舗開店へ向けて活動をしてまいりました。


このたびオープンするお店は、ことでん瓦町駅から徒歩10分、亀井町にあるビルの4階にあります。
店舗はYOMSメンバーが自分達で改装しました


古本の売買のほか、セレクトしたzine(リトルプレス)・ミニコミ等の少部数制作物を取り扱いいたします。



YOMSは高松市ではここでしか買えない個人出版物を多数取り扱います


また、YOMS自身が手鍋で焙煎したコーヒーやソフトドリンクも提供。
「夜にコーヒーが飲める場所がほしい」という思いから夜の10時まで営業いたします。

内装、珈琲、取り扱い商品…
「DIY(Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)「自身でやる」)」精神で。


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香川県高松市亀井町11-10 寿ビル4F
05052760846
土・日・祝
14:00~22:00
※平日の営業はツイッターをご覧ください





リノベまとめ

全行程


解体
天井とそれを支える柱を残して壁、床を取っ払う。
床はコンクリートむき出しにすることにした。



廃棄物を撤去



天井に野地板を張る。


壁面のカビが生えているところを取り、モルタルで補修。その他補修が必要なところにもモルタルを。



トイレ、洗面所の床にモルタルを敷く。



壁のペンキ塗り



床に防塵・撥水塗料を塗る



本棚・カウンターなど設置。

電気工事・水道工事



こうして書くと意外とあっさりしたもので教科書どうりだが、とにかく解体からゴミ出しまでが苦痛だった。
古い物件なので水漏れ、窓ガラスを割ってしまったりとなんだかんだの細かいトラブルがあったり。



リノベーションは受験と似ている。

思い返せば楽しかったし大変だったし達成感もある人生で濃厚な時間だったけど、二度とやりたくない。


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費用
手元に明細がないので覚えているものだけでも。

<業者にたのんだもの>
店舗バランス釜撤去…5940
水道パッキン交換…16,200
廃棄費用…82250
電気工事…秘密だけどかなり安くやってもらえました
その他、ガラスが割れたりしてその修理代とか。

<許可などの費用>
食品衛生講習会費…1200
食品衛生許可申請…19000円

<備品>
換気扇、フィルター…4761
冷蔵庫10000
パイン材…本棚用。パイン材一枚で一本できたのだたかな。
       本棚費用はだいたい2万円以内だったとおもう。
べニア板…3枚くらい買ったかな
野地板…天井に使用。束売りのものを4~5束かったかな
材料の郵送につかったトラックのレンタカー代とか。
電気のソケットとか。

ユカクリート
撥水塗料
ペンキ
刷毛など
掃除機
タイル
シンク…19000くらい
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こまごまとしたものを買ったり、敷金礼金とか入れて
総費用はだいたい45万~50万円くらいです。
本の仕入れ代とかいれるともっとかな。
とりあえず、

100万かけないでお店ができたよ。

貧乏人でもお店できるよ。

作業日誌

むき出しコンクリートはとにかく砂埃がひどい。
コンクリート床の防塵として「ユカクリート」を塗る。
床がコーティングされる。


トイレと洗面所のモルタルには撥水性の防塵塗料を塗る。










トイレの取っ手は紐にした。
鍵もとりつけ。





平行して、本棚を組み立てる。
本棚はパイン材のフリー板をカットしてもらって組み立てる。
一番安上がり。
換気扇を設置


キッチン・事務所部分のカウンター及び仕切りを作る。
カウンターはカラーボックスを土台にして、野地板などで覆う。

キッチンのモルタルむき出しの部分で、必要最小限なところにタイルを張る。

あまったタイルでガス台を制作。

シンクも入り、ようやくキッチン完成。






S字トラップ





ダルマストーブ到着。


いよいよ本を並べていく。

今までと同じ空間とは思えない。やっと「お店」感が出た。


まだ在庫整理、飲食店営業許可など、やらなければならないことは沢山ある。

2017年1月5日木曜日

作業日誌

壁を白く塗ってだいぶ雰囲気が変わった


土壁が崩れたところにモルタル




作業日誌

トイレと元風呂場の床にモルタルを敷く






















水を加えるだけで使える簡単なドライモルタルを使用。























鏝をつかうのが難しい。











ビフォー