2015年6月8日月曜日

手鍋焙煎の工程 まとめ

 
一度に焙煎できるのは、おおさじスプーンで3杯くらい。
それ以上だと、ムラができてしまってどうにもいけません。
 

①豆を洗って薄皮を出来るだけ落とします。
②豆を拭いて水気を切ります。
  ここで、痛んでいる豆や形の悪い豆をより分けます。

③鍋を少し温めてから豆を入れ、アルミホイルで蓋をします。
  アルミホイルには爪楊枝などで空気穴を少しあけておきます。
  アルミホイルはダブルクリップで鍋に止めます。
  止めが甘いと鍋を振っている時豆が溢れてしまいます。

④強火にかけて鍋を降り続けます。

しばらくするといい匂いがしてきます。
さらに、パキパキと豆の爆ぜる音がしてきます。
 
爆ぜる音が落ち着いてきたらアルミホイルをあけて豆の様子を見ます。
 
私はいつもミディアムローストよりちょい深煎りを狙っています。豆の色が足りてないなと思ったらもう少し降り続けます。
 
そのうちピチピチという細かい豆の爆ぜる音がしてきたらザルにあげます。
 (火にかけてからここまでの工程がだいたい20分くらいだとちょうど良いように思います。)
物の本によると、この2度目の爆ぜの直前くらいがミディアムローストとしてベストらしく、速攻冷やさないとどんどん焙煎が進んで深煎りになってしまうとのことです。
私の場合、豆達をザルに上げた後、ピチピチ言っているそれらを持って玄関の外へ出て、団扇で遮二無二扇ぎます。

このザルにあげてから玄関で扇ぐまでのタイムロスの間に、私の狙う「ミディアムよりちょい深煎り」になる(ようなきがする)のです。
あと、冷やすために扇ぐと半端じゃないくらい豆の薄皮が飛びますから、部屋の中で冷やすわけにいかないのです。

扇ぎまくって、薄皮も全てとんでいったら、家の中で扇風機に当ててさらに冷やします。


その間に、玄関の外に飛び散った薄皮を箒で掃いて片ずけます。